保険の営業と聞いてどんなイメージがありますか? 収入が安定しない、契約が取れれば稼げる、強引に営業しないといけない、友達がいなくなるなど私はこのように思っていました。今回は実際に、保険代理店の外交員になって感じたことを書いていきたいと思います。

どんな人がなれるの?

 保険の外交員は、どんな人にもなれるチャンスがあります。間口がかなり広く、学歴はほとんど問われません。しかし、犯罪歴や経済状況などに関してはかなり厳しいです。保険の契約をお預かりする際の引き受けの判断の大部分が外交員に委ねられています。正直、外交員が不正を働けば、お客様と共謀して詐欺などの犯罪行為ができる可能性が高くなります。(悪事は必ずバレますので、長い目で見れば実質は不可能です。

 みなさんも担当がコロコロ変わったり、友達で入ったのに次会ったときにはやめていたという経験はございませんか? 保険の外交員になるのは、簡単ですが、入れ替わりの激しい業界で生き残れる人はごくわずかです。しかし、筆者的には悪い業界ではなと思います。工夫と努力次第で生き残っていける業界です。人対人の仕事ですので、パソコンのスキルやその他資格など全く必要ありません。自分の人間性・相手を思いやる心を磨けば、お客様がわかってくれると日々感じています。

収入はどうなの?

 保険は大きく分けて損害保険と生命保険に分かれます。それぞれに分けてお話ししましょう。

損害保険外交員

 損害保険は基本的に代理店に勤めることになります。ですので、会社ごとに給与設定が違いますが、近年の動向だと固定給の会社が増えているようです。損害保険は、毎月のストックビジネスになります。お預かりしたご契約が継続されている限りずっと成績となります。前年の保険収入を参考に当年の基本給を決める手法が定着しつつある様です。損害保険の外交員は生命保険も兼任しているケースがほとんどです。生命保険の保険収入に関しては、ボーナスに換算したり歩合給として配当されるケースもある様です。

生命保険外交員

 生命保険の外交員は、基本的に生命保険専属で、保険会社の外交員契約となることが多いです。契約上は会社員ですが、給与の多くを歩合給が占めており、個人事業にも近い契約となっています。会社によって異なりますが、お預かりしたご契約の1年目はパーセンテージの高い手数料が入り、2年目以降はおまけの様な手数料が入ってくるイメージです。ですから、毎年毎年、お客様から新規契約をお預かりし続けないと収入が減少してしまいます。

結局どっちがいいの?

 安定した収入を好む方は損害保険外交員、腕ひとつ実力で高給を好む方は生命保険外交員がいいかと思います。損害保険は既契約の対応や事務手続きが多いです。ですので、損害保険は既契約の数に限界があります。(筆者が出会った損害保険外交員の方で最高給与は2000万円くらいでした。)生命保険はご契約後の手続き等はほとんどありません。常に、新規契約の開拓に注力を注ぐことができます。(筆者が出会った生命保険外交員の方で最高給与は6000万円くらいでした。)

仕事内容はどうなの?

 仕事内容は、ひたすら新規のお客様にあって、開拓をしていくシンプルなお仕事です! シンプルですが、めちゃ難しいです。出会ったお客様からご紹介をいただかないと、途切れてしまいます。ご契約を預かるより、お客様の良き相談相手になって問題を抱えたご友人のご紹介をいただく仕事だとひしひし感じています。(臭くなりましたが、本気で思っています!)人と話すのが好き、他人のお世話が苦にならない方は向いてるかと思います。このお仕事は、大部分を人間性を高めることに時間を費やします。目に見えない保険と言う商品を人づたいに広めていく。うまく話すことより、相手の立場に立って物事を考えることが要求されると思っています。

まとめ

 保険の外交員はいい仕事だと思っています。きちんと相手のことを思って仕事をすれば、お客様のピンチの時の助けとなるお仕事なので、感謝いただきやりがいが実感できます。また、よくも悪くもこちらでお客様を選ばなくてはなりません。一生涯、サポートするつもりでご契約を預からないといけないので、自分自身も一生涯お付き合いできるかどうかを判断し、できそうになければご契約をお断りします。綺麗事抜きにして、それもお客様のためなのです。

 いかがでしたでしょうか? わからない点やご質問、改善した方がいいぞなどございましたらお気軽にコメント欄にお書きください。意外にガラスのハートですので、優しく教えていただければ有難いです。

 

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