本書は、50万部を売り上げた驚異的ベストセラー「OUTPUT大全」の著者樺沢先生が、2019年に書かれたINPUTの重要性について語られた本です。前作でOUTPUTがいかに重要か述べられていましたが、良質なアウトプットをするためには、より短時間で効率の良いインプットをする必要があります。筆者の視点も交え紹介していきます。

質の良いインプットは「AZ」で行う!

 そもそもインプットとは、脳の中に情報が入って、置かれることを言います。情報がインして、プットして初めて「インプット」になると著者が言うように右から左へ受け流していては、何の意味もないのです。また、インプットとアウトプットは表裏一体の関係にあります。日常会話を例に考えてみると「聞く」はインプット、「話す」はアウトプットとなります。この特徴を活用することで、情報を記憶に留め学びの効率を高めることができます。本書ではAZ(アウトプット前提)でインプットを行うことが推奨されています。具体的には、2週間で3回以上アウトプットすることで、しっかりと記憶に残るそうです。映画鑑賞や読書をする上でも友人に感想を話したりブログやSNSで投稿することを前提にしてしまうことが良いでしょう。

科学的に記憶に残る本の読み方

 本書には全部で80項目のインプット術が掲載されていますが、今回は読書について取り上げたいと思います。

 ①深く読む

 樺沢先生は、学びにはステップがあるとおっしゃっています。自己成長を目標とするのであれば、まずは「速読」ではなく「深読」が出来るようになることが重要です。深読の定義とは、その本の内容について議論できる水準に達していることです。これによって十分なアウトプットが可能となりインプットが効率化していきます。速読・多読を完全否定されているわけではなく深読×速読・多読の実践がインプットを最大化するのです。  

 ②問題解決のために読む!

 読書の目的は、「学び」と「自己成長」です。そして、もう1つ意外と知られていないのは、「問題や悩みを解決する」と言うことです。現在、直面している課題を明確にしてゲームの攻略本のように読むことがオススメです。筆者は、読むこと自体が目的になってしまうことは、厳しい表現をすると時間の無駄のように感じます。読書においても時間とお金を投資している感覚を持って学んだことを行動に移すことにこそ価値があると思います。

ホームラン本の選び方

 本書では、「気づきがたくさん得られる本」や「自分の人生に大きな影響を与える本」をホームラン本と読んでいます。反対に「中身が薄く気づきが得られない本」を三振本と言います。いかに三振本を見抜き、ホームラン本に高い確率で出会うかが短期間で飛躍的に成長できるかを決めるとされています。そのためには、本を選ぶ能力を高めることが必須です。  本書に書かれている初心者でも失敗しない本の選択術の内、2つを紹介します。

 ①オススメ読書術
 普段から読書をしている読書家にオススメの1冊を聞く方法です。

 ②ネット書店読書術 
 筆者は、Amazonプライム会員なのでほとんどの本は、Amazonで購入しています。ネット書店のメリットは、多々ありますが中でもAmazonのレコメンド機能は、世界最高水準のAIが搭載されており自身の購入履歴から極めて精度の高いオススメ本を紹介してくれます。

 以上のような方法を駆使して自分の求めている本を探すところから楽しめると本をもっと好きになりますね!

まとめ

 結論から言うと本書でもアウトプットが非常に大切だと著者の樺沢先生はおっしゃっています。「貧弱なインプットからは、貧弱なアウトプットしか生まれない。」情報を取捨選択し、質の高いインプットをすることが習慣化すれば皆さんの直面している悩みも解決できるのではないでしょうか。 読書以外にもテレビや音楽、病気に至るまで様々な分野からの学びが解説されています。気になる方は、ぜひ手にとってみてください。

【読書初心者でも安心まずは30日無料体験】

こちらから無料体験!!

おすすめの記事